昨日、11月公開予定のドキュメンタリー『ハーブ&ドロシー』試写を観に行った。雑感をメモ。
夫のハーブは郵便局員、妻のドロシーは図書館司書、二人の楽しみは現代アートを収集すること。
コレクションの基準はふたつ。自分たちの自分たちのお給料だけで買える値段であること。1LDKの小さなアパートに収まるサイズであること。
二人の慎ましい暮らしの中で約30年の歳月をかけてコツコツと集められた2000点以上ものアート作品で1LDKのアパートはいっぱい。
しかも、20世紀のアート史に名を残すミニマルアートやコンセプチュアリズムのアーティストたちの名作ばかり。
やがて、アメリカ国立美術館から寄贈の...